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心理学では、この世の中のすべては、自分の心の”投影”だと言われています。そして、心を扱う様々な書籍などにも、「受容して許すことが最大の癒し」だという趣旨のことが書かれています。

うーん…。何となくわかる気はするけれど、その理由って具体的にはあまり言われていないと思いませんか?
ということで、まず『投影』が何なのか?詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

投影とは、簡単に言うと、あなたが見ている相手に対して、自分の中の受け止めきれない感情をその人をスクリーン替わりにして見ているだけのこと。
そして、近しい相手ほど感情的になってしまいます・・・(笑)。

 

例えば、あなたが、このテレビ番組を見終ったら掃除をしようと思っていたとします。

そこに、パートナーがやって来て、部屋が汚いよ的なことを言ったとします。

すると、あなたは『キーっ!!』と怒りの感情が湧いてきて、パートナーに対して怒りをぶつけます。

こんなことって、日常の生活の中ではよくありますよね?

 

立場が逆のバージョンでは、子どもがゲームばかりしていて勉強しない(ように見える)時、『ゲームばっかりしてないで、早く宿題やりなさい!』なんて行ってしまうと、子どもは『うるさいなーー!!これが終わったらやろうと思ってたんだよーーー!!!』と怒ると思いますが、

子どもは子どもなりに、自分でタイムスケジュールを考えていたのかも知れないし、早く宿題をやらないと親に怒られるというプレッシャーもあっただろうし、ゲームもやりたいけど、宿題もしないといけないというジレンマがあって100%ゲームを楽しんでいた訳ではなかったのかも知れません。そうやって、繊細な感情を自分自身で受け止められていないと、誰かの言動を見聞きして、その感情をより強く感じさせられるのです。

これが、いわゆる、『投影』と呼ばれるものなんですね。

 

先述の、パートナーがあなたの元にやって来て、部屋が汚いよ的な発言であなたがイラっとしてしまうのも、
何かしらの感情を自分自身で受け止めきれてなかっただけなのかもしれません。

そういう時は、じっくりとご自身の感情を感じて受け止めてあげるとよいでしょう。
そして、相手に勝手に投影していたことを許し、そうしてしまっていた自分を許して、自分が今後どうするのか?どう在るのか?をもう一度設定し直せばよいだけの話しです。

そうやって、自分の感情を観て、受け入れてあげることで、その感情を完了させてあげるのです。


そうすることで、感情に振り回されたり、不要な反応をすることなく、物事が正しく見れるようになり、言動も変わるので、引き起こる現実も当然変わる訳です。

 

ただ、この”許し方”にも多少の”コツ”が要るのですけれどね。^^;

 

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