「このまま子供のいない人生になってしまったら嫌だな。」
「次の妊娠判定で妊娠していなかったらどうしよう。」

こんな不安や恐れの気持ちを受け入れることに抵抗を示さない人は滅多にいません。

しかし、不安や恐れといったネガティブな感情は、抵抗して避ければ避けるほど(その感情に向き合わないようにするほど)力を増していきます。

つまり、それらのネガティブ感情は大きくなる。でも、素直に受け入れてしまうと、逆に可能性や希望が見えてくるのです。

何故なら、不安や恐れの反対側には、あなたの「もっとこうだったらいいな」とか
「こうなったらいいな」という理想や望みが同時に存在しているから。

つまり、不安や恐れの感情を受け入れることは、同時に、あなたの理想や望みも受け入れていることになるのです。

 

ちょっと話しは変わりますが、

例えば、大病から復活した人が、人生を達観できる様になるのは、

いつこの命がなくなってしまうのかというとてつもない不安や恐怖というものを認め受け入れた結果ではないでしょうか?

不安や恐怖を受け入れるということは、人生に対する”前向きで潔い諦め”なのかも知れません。”覚悟”と呼ぶこともできます。あるいは、自分自身や世界に対する”信頼”ということもできるかも知れません。
自分には何もない、「無」でしかない。そう認めた時に、目に映るもの全てが美しく輝き出す。

その美しさって何なの?って言ったら、それは要らないものを全部捨てた嘘偽りないあなた自身、純度100%の命の輝きなんです。そして、その命の輝きは、生命エネルギーとなって小さな芽に命を宿すのかも知れません。

不安や恐怖の扉の向こうには、命の輝きに満ちた素晴らしい世界が待っていると思うととってもワクワクしますね?

パンドラの箱に最後に残ったものが「希望」だった様に、私たちの絶望(と言ったら言い過ぎかも)のの後に残るものもそういうものなのかも知れません。

 

Youtubeでも妊活に関する情報を発信しています。