後藤 あづさ
未妊をやめて自然妊娠・出産に導くカウンセラー
一般社団法人 国際マタニティカウンセリング協会認定カウンセラー
トランスフォーメーショナル・コーチ®
プロフィール
2005年よりコーチングを開始。
当初は夫婦・親子関係改善を主なテーマにしていたが、自身の不妊治療の体験をきっかけに、梯谷幸司氏に師事。
シークレット・スライト・オブ・ランゲージ第一期卒業。
言葉と心理技術で未妊(不妊)や病気をやめるカウンセリング技術を取得。
現在では、不妊をメインのテーマにしながら、子宮筋腫、PMS、生理不順などの婦人科系疾患、ガンや難病指定されている病気などもを扱っている。
東洋医学的に見た病気とは、他者や自分自身との”未完了なコミュニケーション”が身体症状となって現れる現象です。
不妊(未妊)は病気ではありませんが、根本にあるのは同じメカニズムです。
不妊(未妊)は、出産という奇跡の過程を通して生まれてきたあなた自身を、”本当の意味で愛していますか?” ”自分の命の尊さに気づいていますか?”という問いかけでもあります。
ご自身の中の”未完了なコミュニケーション”を一つ一つ丁寧に紐解いて行くことで、症状を手放し、本当の自分を生きるためのカウンセリングを行なっています。
ご自身の人生を振り返りながら、あなた本来の生き方を取り戻して行きましょう。
現在、横浜の女性総合クリニック「ビバリータ」でも毎週木曜日カウンセリングを行う。
後藤からのメッセージ
目の前のゴール(赤ちゃんを授かる、病気をやめるなど)しか見えていないうちは、その過程で起こる出来事に一喜一憂してしまうかもしれません。
そして、そのゴールばかりを追い求めてしまうことで、本当に大切なことに気づきにくくなってしまいます。
あなたが未妊や病気の状態でいることは、『本当に大切なことに気づきなさい。』という、あなた自身からの問いかけであり、メッセージなのかも知れません。
もちろん、未妊や病気の状態でいることは、あなたにとって望ましいことではありません。
しかし、物事には、悪いと思われる側面もあれば、必ず、良い面もあるのです。
その良い面に気づきなさい、ということではないかと私は思うのです。
何故なら、悪いことだと思っている裏側にこそ、あなたにとっての『大切な何か』が隠れているからです。
そして、両方の面を見てこそ、その出来事の本質が理解出来、次のステージに進むことが出来るのです。
私の体験談として、昔こんな出来事がありました。
中学3年生の反抗期真っ盛り、母親のことが大嫌いだった頃のある日、母とのやり取りの中で怒りがマックスに達した私は、
テーブルに手を置いて座っていた母の手の甲に、持っていたえんぴつを突き立ててしまったのです。
ハッと我にかえった私は、ショックのあまりそのまま自分の部屋に走り戻り、閉じ篭って泣いていました。
その罪悪感は、ずっと私の心の中に居座っていました。
そして、随分時間が経ってそのことと向き合った時に、やっと私にとっての『大切な何か』が分かったのです。
本当は一番好きな母を傷つけることで、自分自身を痛め付けていたのでした。
その理由は、『私は生まれて来ても親を喜ばせることができない。』、『本当は生まれてくるべきではなかった存在。』、『人として残念で、愛されない人間。』などという信じ込みを無意識の中に持っていたからです。
それらの信じ込みは、”父親は男の赤ちゃんを希望していたが、女の子である私が生まれて来た。” ということを小さい頃から聞かされていたことが理由になっていました。
だから、『親の期待に応えられない自分はダメだ。愛されるハズがない。そんな自分は一生不幸でいればいいんだ。』という無意識の想いから、あの様なかたちで母も自分自身も苦しめてしまいました。
そして、そんな心がヒリヒリするような体験から、『自分自身を大切にし、自分の本質を生きていくことこそが、自分の歓びであると共に親にとっての歓びでもある。』ということに気がついたのです。
そもそも、男に生まれようが、女に生まれようが関係なく、両親は私のことを愛していたのです。その事実を見ないまま、私は勝手な解釈を付けてしまっていたのですね。
影がないと光が存在できず、悲しみがないと喜びや愛といったものを感じられません。
もしかしたら私たちは、わざわざ陰陽の『陰』を体験することで、『陽』である、『大切な何か』を知っていくのかもしれません。
今、あなたが体験しているそのことは、何のためにわざわざ体験する必要があったのでしょうか?
ご自身に問いかけて、陽の部分を感じてみると、あなたにとっての『大切な何か』が見えてくるかも知れません。
そして、そのことに気づいた時、ひょっこりと赤ちゃんがやって来たり、病気でいることをやめるのかも知れません。
トーラス・コミュニケーションズ
後藤あづさ