数年前、私は不妊治療を受けていました。
そこで医師から、検査の結果や年齢別の人工授精をした場合の妊娠率のデータなどを見せてもらいました…。
治療をされている方ならどの方もこういう場面を経験されていると思います。
さて、ここからが重要なのですが、
ここで私に何が起こったかというと、私のAMH数値(卵巣年齢)は、実年齢よりも5歳ほど上回っていて、若返ることは決してないということ、また、年齢的に妊娠率もこのくらい低くなるよ、というような説明をされ、その事実を真に受けてしまったのです。
『いや、事実なんだからそりゃそうでしょ?』と思ったあなた・・・
確かに、事実に基づくデータは信用出来るものです。なんたって事実ですから。
しかし、”人が変化しようとしている時”には、それが逆効果、というか、悪魔の呪いにも似た効果を発揮してしまいかねません。
『人が変化する時、過去のもの(データなど)はすべて邪魔になる。』
それが事実であろうが無かろうが、
過去と比較していては、妊活に限らず、変化は絶対に起きません。
ですから、どうぞ不妊治療を受けている方や病気などで病院に通われている方は、こう思うようにしてみてください。
『病院のデータは正しいが、私には当てはまらない。私は自分に望ましい変化を起こします。』と。
これで、あなたの脳内プログラムは、望ましくない影響を受けず、正常に保たれます。
ちなみに、私の義理の妹は、44歳で自然妊娠しました。しかも、初産です。(不妊治療も長い間行っていました)
これは奇跡でも何でもなく、外的基準(という判断基準のパターン)から内的基準へ切り替え、自分たち夫婦のルールに基づいて妊活を行った結果です。
実際、妊娠するまでは、無理に我慢したくないということで、主体的に、でも限度を決めてお酒もタバコも嗜んでいました。(積極的に推奨してる訳ではありません。)
私たちは、権威、専門家、データというもに影響されてしまう部分が多いですが、
このように、心理技術的な工夫を少ししてあげることで、あなたの可能性を開いておくことはできます。
ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。
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