妊娠カウンセリングプログラムにご参加されている方にもよくいらっしゃいますが、

それが、『私、自分のことがあまり好きじゃないんです。』という方。

妊活を必死で頑張っている方の中には、『こんな自分(妊娠できない自分)ではダメだ~!』と、言わんばかりに、精神的にもボロボロになりながら、悪循環に陥ってしまっている方もたまに見られます。
(そういう私も、7年位前は、メンタルや夫婦関係ズタボロでしたが(笑))

まぁ、でも、自分のことが嫌いだったり、受け入れることが出来ていないまま妊活していても、ある理由から、中々妊娠しない状態が続いてしまうのです。

その理由とは一体何なのでしょうか?

 

答えは、脳の動き方と、それに伴う血流にありました!

自分のことが嫌い(=自分のことを受け入れたくない状態)でいると、脳の『苦痛系』と呼ばれる部位が動き出します。
そして、脳からは、いわゆる”ストレスホルモン”が分泌し、脳と身体は緊張モードに入ってしまい、 無意識的に身体中の筋肉を緊張させ、筋肉に血を集めようとします。

結果、この緊張モードの状態が続くと、筋肉ばかりに血が行ってしまい、内蔵に血流が行き渡らなくなります。
そして、当然、卵巣にも十分な血液(が運ぶ栄養)が行かず、質の良い卵子も出来にくくなりますし、子宮も着床に適さない状態になってしまうのです。

自分のことが好きか嫌いかなんて普段あまり意識的には考えないかも知れませんが、カウンセリングをしていると、『私、自分のことが嫌いでした。』『〇〇な自分が許せない。』と気付かれる方は結構いらっしゃいます。

たとえ、自分のことが嫌いだとしても、自分の一部が嫌いなだけで、すべてを嫌いになる必要はありませんし、『自分嫌い』のレッテルを貼ってしまうようになった原因を洗い出して行くことで、もっと自分自身をフラットに見れるようにもなります。

そして、『自分嫌い』のレッテルを剥がしたら、代わりに、もっと良いレッテルに貼りかえることも自由にできます。

 

嫌いな自分を許すと脳の報酬系が動き出し、妊娠しやすい身体に整う。

しかし、『許す』と一言で言っても、人は許そうとすればするほど許せないものです。

『許し』とは、”仕方がない”という諦めや”許すと良いと言われたから”という迎合などではなく、主体的な選択です。

なので、私のカウンセリングでは、無理やり許すということはせずに、その時に起きていたことを分解しながら見ていきます。
そして、そこで付けてしまった誤った解釈をもう一度付け直すということなどをやっていきます。

そうすることで、自然と許せなかったことが気にならなくなったり、そこから大きな学びや気付きを得る方も多くいらっしゃいます。

(表面的ではなく) 自分にとってよい解釈に付け直すことで、脳の報酬系が動き出します。
すると、脳と身体は、苦痛系が動いていた時とは真逆な反応を起こします。

脳と身体はリラックスし、脳からは、”幸せホルモン”と呼ばれる物質が分泌され、内蔵に十分な血流が行き届きます。
そして、卵巣や子宮にも十分に必要な栄養などが行き渡り、妊娠に適した環境が整うのです。

要は、脳の動かし方を変えることが重要なのです。

あなたの潜在意識の中に、苦痛系を動かしている想いや感情、信じ込みなどを洗い出し処置していくことで、脳の報酬系を動かしていくことで、
自然に妊娠しやすい身体をつくっていくことが出来るのです。

 

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